猫と野菜とゴルフと般若心経

介護退職し両親を見送った後のバツイチ男のブログ

なぜ「般若心経」なのか?・・・その(2)

2020年1月6日
なぜ「般若心経」なのか?・・・その(2)


私の千日回峰行という思いで書き始めた般若心経だが、当時は筆ペンで半紙に266文字を書くのに40分くらいの時間が掛かった。毎日1枚を必須とするとその時間の確保は大変厳しいものがあったが、朝起きるのを40分早めて行うことにした。


そして、早起して写経することにより生活にリズムと不思議な落ち着きが出てくるようになっていった。一日のスタートとしての充実感のようなものが自然と沸き起こり、継続させる原動力にもなっていったように思う。


出張時などは筆ペンと半紙と下敷を忘れないようにセットにしてレターパックの中に入れて常にカバンの中に入れておく工夫をした。時にインク切れになるとボールペンで残りを書き、朝の時間が無い時は夜中に書き、続けることでそれが何故か心の安定と大切なリズムとなっていった。


1000枚は約2年10か月弱を必要とする長い道のりだが何故か途中で止めることは絶対にないと確信をしていた。継続すればその日は必ず来ると・・・


そしてその日が来た2011年7月31日だ・・・・ ⇒その(3)へ続く